【健康経営の取り組み】
琉信ハウジングは健康経営により、社員が心身ともに健康で満足した
状態(Well-Being)の実現と会社の持続的な成長に取り組んでいます。
☆ 健康経営推進体制
社長を健康管理最高責任者(CHO)とした「健康経営推進チーム」にて「健康経営会議」を毎月開催し、健康課題を
解決するための施策立案と推進を実施しています。
「健康づくり担当・統括者」にて各事業場の「健康づくり担当者」との情報共有、施策実施サポートを実施しております。
また、「産業医」や「協会けんぽ」等と連携して、社員の健康管理・健康維持に積極的に取り組んでいます。
☆ 健康経営へのメッセージ
株式会社琉信ハウジングの経営理念である「安心・安全・安定を大切にし、社員の幸せとお客様の満足度を高め、
地域社会に貢献する」ことを実践するためには、社員が心身共に健康で充実した状態で日常業務に従事すること
が極めて重要であると認識しています。
会社として、社員が健康で安心して働くことのできる職場環境の維持・向上に向けて、積極的に取り組むことで、
社員一人ひとりが心身共に健康な状態を維持できれば、生産性の向上、社員の家族の安心も得られ、より良い
好循環が図れると考えています。
そのためには、会社だけでなく、社員の積極的な健康経営への参画が必要と認識しており、今後も役職員全員
で取り組んでいく環境を作って参ります。
代表取締役社長 城間 泰
☆ 健康経営戦略マップ
《下記ファイルを参照下さい》※別ページへリンクします
戦略マップ.pdf
☆ 健康指標の推移と目標値
☆ 健康経営における当社の課題と取り組み内容
《健康経営で解決したい経営上の課題》
「健康の問題を抱えつつも仕事(業務)を行っている状態」であるプレゼンティーイズムと「健康問題による仕事の欠勤」であるアブセンティーイズムは、従業員の労働生産性低下の大きな要因で、他社と同様に当社でも課題であると感じています。
健康経営の取り組みが「プレゼンティーイズム」の数値改善と「アブセンティーイズム」の割合減少、勤務体制の安定維持、生産性向上と離職防止へと繋がります。
会社全体の平均値で下記の数値以下となるように取り組んでいます。
・経済産業省の調査による日本企業におけるアブセンティーズムの平均日数:2.6日
・東大1項目版で算出されたプレゼンティーズム(%)の日本人平84.9
・リクルートマネジメントソリューションズが2019年にUWES-9を使用して行った調査によるワークエンゲージメント平均スコア:2.62
プレゼンティーズムの測定方法詳細:
病気やけががないときに発揮できる出来る仕事の出来を100%として自身の仕事を評価した社内アンケートにより算出。
アブセンティーズム日数の測定方法詳細:
年度末に当該年度中の病気による欠勤日数を社内アンケートで集計。その合計日数を回答者数で割ることで、アブセンティーズムの平均日数を算出。
ワークエンゲージメントの測定方法詳細:
ユトレヒト・ワークエンゲージメント尺度(Utrecht Work Engagement Scale、略称UWES)
ワークエンゲージメントの概念は「活力」「熱意」「没頭」の3つの要素から構成される。この3つの要素を取り入れた9つの質問項目からなる社内アンケートを実施。その結果より数値を算出。
《健康経営の実施により期待される効果》
会社が健康経営に取り組んでいると全社員へ周知し、各種取り組みを継続実践することで、業務以外の
自分自身の健康や同僚の健康、メンタル不調に対しての意識・関心のが高まりとなります。
よりよい職場づくりに会社が努めていることを社員が感じることが、ワークエンゲージメントの向上へと繋がります。
【昨年度の主要施策の評価】
メタボリックシンドローム該当率の減少は、従業員の疾病リスク減少と重症化予防に大きく影響します。
その予防策として特定保健指導実施率を高めて、社員の意識向上を促しました。
協会けんぽ作成の「事業所カルテ」の結果を昨年度と比較すると、メタボリックシンドローム該当率は減少
で良好となっています。
今後はメタボリックシンドローム予備群も減少させるよう継続して取り組んでいます。
【今年度の主要施策】
生活習慣病やメタボリックシンドロームに関する社員教育を継続しておこない、該当者の減少及び新規に
予備群や該当者を発生させないよう取り組んでいきます。
社内での運動イベント等の取り組み継続が、運動意識の向上と腹囲等のメタボリックシンドローム項目の
該当者減少に効果的で協会けんぽ沖縄支部の平均値以下を目指しています。
☆ これまでの主な取り組み内容
《認定取得》
「健康経営優良法人(ブライト500)」の認定取得
「スポーツエールカンパニー2024」の認定取得
《受賞》
「DAIDO KENCO AWARD 2024」の受賞
《健康経営宣言》
・「うちなー健康経営宣言」と「宣言証」の各事業場への掲示
うちなー健康経営宣言
宣言証(うちなー健康経営宣言)
・ホームページとインスタグラムへの掲載
ホームページ:https://ryuhau.co.jp
インスタグラム:https://www.instagram.com/ryushinhousing_info/
≪社外への情報発信≫
・健康経営に関する成果事例として社長のインタビュー記事が沖縄県ホームページ及び
『R5年度職場の健康力アップガイド』に掲載されました(R6年7月)
・健康経営の取組を記載した健康経営情報誌「Health IFORMATION」を訪問先や管理物件オーナー様向けに発送
・有限会社琉和印刷様より健康経営の取り組みについて取材を受けました(R6年10月)
・株式会社琉球総合保険サポート様より健康経営の取り組みについて取材を受けました(R6年11月)
《健診等》
・健診受診実質100%
・インフルエンザ予防接種の費用補助
・健診受診、再検査・精密検査、予防接種の就業時間認定
・協会けんぽとの連携による社内での特定保健指導の実施
《社員の健康リテラシー向上》
・社員へ健康に関するニュースを毎月発信
・健康に関する外部推奨サイトの紹介
・外部講師による社員向けセミナー実施
→R5.7.7 「健康のためにできること」 実施者:協会けんぽ沖縄支部
健康のためにできること(写真).pdf
→R5.9.19 「ウォーキングセミナー」 実施者:一般社団法人トータルウェルネスプロジェクトオキナワ
ウォーキングセミナー (写真).pdf
→R5.9.10 「健康経営&ウェルネスセミナー」 実施者:一般社団法人トータルウェルネスプロジェクトオキナワ
健康&ウェルネスセミナー (写真).pdf
→R6.7.30 「食事と健康、ヘルシー献立の立て方(食事ダイエット法)」 実施者:一般社団法人沖縄県社会保険協会
食事と健康、ヘルシー献立の立て方(食事ダイエット法)(写真)
→R6.8.29 第一部「心の健康」 第二部「女性のライフステージと健康」 実施者:協会けんぽ沖縄支局
第一部「心の健康」 第二部「女性のライフステージと健康」(写真)
《メンタルケア》
・社員の満足度や心の健康度を把握するための調査(パルスサーベイ)を毎月行っており、
度合いの低下が見られる社員へ担当者によるフォローを実施
・健康経営に関する意識調査の実施
・マインドフルネスの就業時間内での実施
《ワークライフバランス》
・毎週水曜日に「ノー残業デー」の実施
・誰もが活躍できる職場づくりを目指し、外部講師による座談会や研修を開催(R6.8~R7.3まで予定)
・時間単位の年次有給休暇制度を導入。短時間の私用や通院、一時的な子の送迎などに活用されています。
《運動促進》
・歩数計測アプリの提供
・全社員を対象とした月2,000円の「運動促進手当」の実施
・社内ウォーキングイベントの開催
◎第一回
※社内でのイベント名称:「ハロー住マイル!ウォーキングフェスタ」
※社長及び役員は「役員チーム」を結成して参加
社内表彰実施(写真)
「ハロー住マイル!ウォーキング・フェスタ」(ポスター)
◎第二回
※社内でのイベント名称:「ハロー住マイル!ウォーキングフェスタVOL.2」
※社長及び役員は「役員チーム」を結成して参加
社内表彰実施(写真)
「ハロー住マイル!ウォーキングフェスタVOL.2」(ポスター)
◎第三回
※社内でのイベント名称:「ハロー住マイル!ウォーキングフェスタVOL.3」
※社長及び役員は「役員チーム」を結成して参加
社内表彰実施(写真)
「ハロー住マイル!ウォーキングフェスタVOL.3」(ポスター)
・スポーツジム開催の「オンラインレッスン」の無料提供
・社員へのスポーツジムの利用割引提供
・オフィスでヨガ体験実施 実施者:OFFICE DE YASAI
《社内コミュニケーション》
・ゴルフコンペの開催 (年5回ほど開催。女性社員の参加者も増加中)
・外部主催の卓球大会への参加と社内トーナメント及び練習会の実施(2023年度より参加中)
・社内バドミントン練習会の開催 (施設料、用具購入費用は会社負担)
・社員懇親会への費用補助
・社員懇親会等の利用による飲食店の利用割引提供
・社員及び家族参加によるビーチパーティーの実施
・那覇大綱挽に参加する地域の旗頭団体への寄付金支援及び旗頭練習・本番への職員参加
・「那覇市生活困窮世帯応援」を目的とするチャリティーボウリング大会へ参加
(チケット購入し地域貢献活動に協力しつつボウリングを楽しみました)
・琉球ゴールデンキングス年間シートの社員利用(年間シート4席購入し社員同士で観戦が出来ます)
《生活習慣病等の予防》
・体組成計の設置
・血圧計の設置
・健康課題改善に関する各種アプリの提供
・ラジオ体操の社内定時放送と就業時間内での実施
・「パワーナップ制度」の導入
・「ロコモチェック」の実施
《食生活の改善に向けた取り組み》
・【OFFICE DE YASAI】 (オフィスでやさい)を導入!
商品代を一部会社で補助することで、100円で健康的なごはん、おやつが食べられます
8月から本社3F(冷蔵庫設置場所)で販売中
・毎月、8が付く日(8日、18日、28日)に腹八分目運動(ハラハチの日)を実施
※社内でのイベント名称:ハラハチの日
・社員への緑茶・玄米茶等の健康飲料提供
《喫煙率低下》
・事業所内全面禁煙の実施
・毎週水曜日に「禁煙デー」の実施
・禁煙外来の費用補助
・禁煙補助剤等の購入費用補助
・禁煙セミナーの開催
→2023.12.27 禁煙セミナー受講の様子
《アルコール依存症》
・依存症治療の病院費用補助
《健康経営の個別施作に対する投資額》
・ウェアラブルデバイスの購入金額:693千円
・健康器具購入金額:235千円
《健康経営の取り組みによる効果》
●『企業経営に対する健康経営の効果を示す分析データ』
・直近3年分の離職率推移表
・採用者の現在時点定着率
●『健康経営担当者の声』
・健康経営の一環として社内ウォーキングイベントを開催した結果、社員同士がコミュニケーションを取る機会が増えたとの声をよく聞くようになりました。部署ごとのチーム対抗及び個人ランキングで競い合い、全社員が参加する楽しいイベントとして定着しつつあります。
以前から会社として社員の健康に対する取組を行っていましたが、昨年度からは役員を含む健康経営推進チームを設置し出来るところから取組を開始していきました。社員からも徐々に支持を得られるようになり、「各種セミナーの開催」や「各事業場への運動器具設置」、「ウォーキングフェスタ」など健康経営の取り組みに対して社内アンケートで感想を募ったところ、「自身の健康課題と向き合うきっかけが出来た」、「会社が健康について考えてくれ有難いと感じる」、「健康について真剣に考えることが大事だと感じた」といった感想を頂くことが出来ました。健康経営の取組を通じて社員全体の健康意識が高まっており、結果として昨年度は年間を通して体調不良やメンタル不調による退職者を出すことなく終えることが出来ました。「社員の幸せとお客様の満足度を高める」という当社の経営理念に寄与していることから、健康経営が企業経営に及ぼす効果の大きさと意義を実感しております。
(健康経営に関するお問い合わせ先)総務経理部 電話:098-868-1000
当社の健康経営取組について取材受入や情報提供を行っております。
以上